ヤマハJOG125の2024モデルが発売

ヤマハJOG125の2024年モデルの特徴

2024年の2月にヤマハ発動機は、「JOG125」の新しいモデルを発表しました。
JOG125はヤマハが送り出す原付二種の中心的な存在で、街乗りバイクとしては非常に高い人気を誇ります。
呼称は違いますが、ほぼ同じスタイルのバイクは世界中で強い支持を集めていて、さまざまなフィードバックを持っています。
そのため、今回の2024年モデルは幅広い点で優れた改良がなされています。

まず、高い燃費性能が特徴となっています。
もともと原付二種は重量が軽いということもあって、効率よくエンジン燃焼ができるのが強みとなっています。
買い物や通勤など、日常的な乗り物として利用する人たちにとっては、この部分はとても大事なポイントとなります。

また、二酸化炭素の排出量を減らすという取り組みにおいても、バイクメーカーが必死になって取り組んでいるところでもあります。
今回のJOG125では、WMTCモード値でリッター当たり51.9kmという高い燃費性能を出しています。
これはヤマハの125ccクラスの原付では、最も高い数値となっています。

それでいて、加速性能が高いのもメリットです。
「BLUE CORE」というエンジン設計に基づいたエンジンで、加速感がとても良いのが特徴です。
効率の良い燃焼システムと冷却性能を強化すること、そしてパワーロスの低減を図ることによって燃費性能を上げつつ加速感も向上させるという、一見すると矛盾する2つの良さを実現させたのです。
このように、走りやすさとエコというのが2024年モデルのJOG125の大きな特徴と言えるでしょう。

デザインと機能性について

JOG125は、街乗りスタイルということで乗りやすさを重視した設計となっています。
ボディーの雰囲気はそれほど前のモデルと変わっているという印象はありませんが、スポーティー感が多少強くなっています。
リアサイドの跳ね上がりが強くなって、重心が高めに見えます。

また、フロントの顔つきもシャープになってアクティブな雰囲気を作り出しているのも特徴的です。
2人乗りができるシートは人間の体に合わせた形状となっていて、しっかりとフィットします。
カラーリングはライトブルーとレッドがあり、さわやかな印象を与えるものとアグレッシブな雰囲気な配色と異なる表情を見せてくれます。
以前からあるブラックとホワイトが継続され、合計4色のカラーリングとなっています。

ボディ―重量は95kgとコントロールしやすいものですし、シート高は735mmと抑えられています。
そのため、街中で渋滞に遭った時や駐車する時なども、スムーズにバイクを取り回せて快適です。
実用性の高いバイクを求めている方にぴったりの一台となっています。