スクーターはバイクの中でも「便利さ」を重視して作られており、日常を楽にしてくれる相棒としては申し分のない性能を持っています。
操作が容易
バイクは手元・足元の操作が多く気を取られがちですが、スクーターはアクセル・ブレーキ操作だけで走らせることが可能です。近場に赴くための足として気軽に活用しやすい作りとなっています。このような操作の容易さこそ、スクーターが「乗る人を選ばない」バイクと呼ばれる所以でしょう。
収納が多い
排気量にかかわらず、スクーターは収納スペースがたっぷり備え付けられています。ビッグスクーターの車種によってはテニスラケットほどの幅があってもシート下に収納できるので、スポーツ用具を持ち運びたいという方にもおすすめできます。また、それくらいの幅があるとフルフェイスメットも2つ収納できるので、タンデムにももってこいです。
用途を選ばない
スクーターがこれほど親しまれる理由は、マルチに使えるところでしょう。確かに、スクーターと言っても操作性、燃費性能、加速性能、タンデムのしやすさ、オフロードの走行性能など車種によって強みに差はあります。しかし、扱いやすく、収納性が高く、ちょっとそこまでのタンデムも楽で、ツーリングにも耐えるスクーターは、移動手段としては万能です。