輸入スクーターを語るにあたって、イタリアのベスパは外せません。そんな中でも、すらりとした佇まいが美しい輸入原2スクーター「プリマベーラ125 ABS」をご紹介します。
伝統的なフォルムを残すロマンたっぷりのマシン
ベスパは1946年に誕生したメーカーで、ベスパのロングセラーモデルとなっているのが「プリマベーラ」シリーズです。映画「ローマの休日」でアン王女が乗っていたコロンとしたかわいいフォルムのバイクもベスタ製。映画の中に出てくる憧れの乗り物であったベスタは、次第に庶民の間にも浸透していきました。女性が乗れるように足を揃えて乗せられるようなデザインにするなど、時代のニーズに合わせてマシンを開発していったベスパは、人々の生活に根ざしたバイクメーカーとして受け入れられたのです。
ベスパが作るスクーターにはエッジがなく、丸く愛らしいフォルムに惹かれます。しかし、ベスパの魅力はそれだけに留まりません。搭載されているエンジンは軽くて性能がよく、キビキビとした軽快な走りを実現します。乗り心地の良さも人気を後押しした理由といえるでしょう。
時代に合わせた性能
最新モデルであるプリマベーラ125 ABSには、イモビライザー（キーレス）やLEDライトを採用しており、伝統を守りつつも現代のスペックを取り入れています。乗り心地とロマンの良いところを余すところなく享受するマシンです。